Vol.48    ちがう人間

 
   
うちの次女、現在中1
夏休みは、クラブと避けられない宿題だけをこなし
あとは本人いわく「何もしないのんびりした日」を過ごしていました

さぞや退屈しているだろうと思っていたら
「ああ、もう夏休みが終わってしまう・・・」と悲しそう

「1日だらだら過ごしていたら、なんかもったいない気がしない?」と私
「ええーー!! のんびりできてラッキーやん」と娘

「別の何かをすればよかったって、後悔しない?」と聞くと
「何もしなくてすんで、よかったなあって思う」と答える

「平行線やな・・・」と夫


そうです、わが子とはいえ、価値観が同じとは限らないのです


次女は幼児期、気難しい子でした
人見知りは激しい、外では笑わない、超がんこ・・・

「どうしてそんなことするの? 私ならこうするのに」
歯がゆい思いを何度もしました


今思えば、全くちがう価値観を持つ母子ですから
「私なら」が通用するわけない・・・ですよね


小さい頃にはわかりにくい「ちがい」
けれど「まったく同じ」はあり得ません
必ず、どこかがちがう、ちがう人間なんだ・・・って覚えていてください


あなたの価値観は、あなたのもの
絶対、ではありません

 



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